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生物季節観測の話 |
数年前の2月14日付け南日本新聞ニュースにこんな記事が掲載されてあった。 「ウグイス初鳴き、早くも恋の季節到来 鹿児島市で春の使者、 ウグイスが早くもさえずり始めた。 鹿児島地方気象台が13日、初鳴きを観測。 昨年より19日、平年より17日早い。同市明和5丁目の竹林で確認した。 愛鳥家によると、ウグイスは繁殖期の春に自分の縄張りを示しメスの気をひくために 「ホーホケキョ」とさえずるという。 ここ数日の陽気で春を意識し、鳴き始めたのでは、とみている。 人間界では14日がバレンタインデー。 街では大きな紙袋を大事そうに抱えた女の子の姿が目につく。人も自然も、恋の季節?」 (南日本新聞社2/14ニュースより抜粋) 春を伝える微笑ましいニュースであるが、のらちゃんは初鳴きという言葉が気になった。 気象台が発表する情報に**の初鳴きとか初咲きとかあるのが どんな動物や植物で発表しているか調べてみたにゃん 気象庁が発表する初鳴きや初咲きていうのは正式には生物季節観測というそうで 日本においては ,明治13年(1880)の気象観測法(内務省地理局測量課)の中に 「 定期顕象ノ記」として生物季節観測法が示されたことから, 生物季節観測が組織的に実施されたのは明治13年(1880)から色々行われていたんだにゃん それはは各地の気象台や測候所などで観測対象がばらばらだったから、 昭和28年に統一して、今日まで続いているそうです。観測地点は全国百二カ所。 対象は規定種目として、植物が梅やタンポポなど十二種の発芽や開花など。 動物はモズやツバメなど十一種の初鳴きや初見で、規定種目以外に各地の選択種 目として、 地域の特性を生かした約百種の対象があるんだって。 植物12種 ウメ、ツバキ、タンポポ、ソメイヨシノ、ヤマツツジ、ノダフジ ヤマハギ、アジサイ、サルスベリ、イチョウ、ススキ、イロハカエデ 動物11種 ヒバリ、ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、トノサマガエル シオカラトンボ、ホタル、アブラゼミ、ヒグラシ、モズ この記事を書くために色々調べてみたのだが、この生物季節観測は環境を考える バロメーターなのかな?てのらちゃんは感じました。 例えばトノサマガエルですが、昭和56年にはに200箇所中52カ所で初見があ ったが、平成10年は二十七カ所に。シオカラトンボの初見も同年の62カ所から、 昨年は48カ所に減ったそうで、ほんと考えさせられました。 またのらちゃんが驚いたのは、東京管区気象台と大阪管区気象台では観測開始以来、ホ タルの観測例がなく、東京で観測されている動物は現在のところアブラゼミだけに なっていたにゃん。..... |