私達が電池の多くは
化学電池の仲間で、いわゆる乾電池と呼ばれ使い捨てタイプの一次電池、充電可能な二次電池、スペースシャトルなどの宇宙用として利用される燃料電池とに分類されます。
私達に身近な一次電池と二次電池の主なものについて種類と用途についてまとめてみましょう。
一次電池の仲間
マンガン電池
正極に二酸化マンガン、負極に亜鉛を使用し溶解液に塩化アンモニウムもしくは塩化亜鉛を使用した電池で
もっとも普及してる電池です。大きさも単1〜単5や9V形もあり時計やラジオ、連続使用をしない場合のライトなどで高いコストパフォーマンスを発揮します。
アルカリ電池
電解液にアルカリ性の苛性カリを使った電池で、保存性がよく2年くらい常温でも出力低下がすくない。
特徴としては、大容量を持続できるてことかな?用途としてはラジカセやポケベル.カメラ等での使用が
おすすめ。ボタン型のものは携帯電話やヘッドホンステレオで使われています。最近数年でいろんなメーカーが新しい亜鉛合金やゲル化剤、電解液の開発で持続力のUPがはかられています。
リチュウム電池
負極にリチュウム正極に2硫化鉄を使用した電池で最高10年保存が出来る。低温に強く-10℃まで
安定した出力がだせるそして軽量というアウトドアする者にはぜひ欲しい電池である。85−95℃くらいに
温度が上がると自動的に放電をストップさせる機能もあるそうでアウトドアで大活躍してくれそうな期待の電池である。ただまだ値段が高いのが......主な利用用途としては円筒型ではカメラ、フラッシュライト、コイン型だと電卓や時計にもつかわれ最近ではピン型の電池は釣りのうきにも利用されています。
空気亜鉛電池
空気で電気をおこす不思議な電池?空気亜鉛電池は,負極にZn,正極には空気中のO2を利用する。正極材料を電池に内蔵しないため,その分負極材料を充填でき,エネルギ容量を大きくできる。主な利用は補聴器やポケベルです。
酸化銀電池
ボタン電池の中で、最も安定したフラットな電圧特性を持った高性能の電池です。特徴
正極作用物質に酸化銀、負極作用物質に亜鉛、電解液は苛性カリ水溶液を使用しています。
用途はカメラ・電卓・時計・デジタル式ノギスなど、大きな電流から微弱電流放電の用途に使用でき、各種電子機器に向いています。
二次電池の仲間
ニカド充電池
充電式乾電池の代表。電流を最後まで安定して放電をする特性がある。自然放電も大きいので使う前に充電が必要。500回近い充放電ができるので
コストパフォーマンスは魅力。主な用途としてはヘッドフォンステレオ、ポータブルCD、ノートパソコンなどがあげられる。主原料のニッケルとカドミウムは貴重な資源なのでリサイクルしてるので使い終わった電池はリサイクルにだそう (^。^)
ニッケル水素電池
この電池はニカド電池とほぼ同じ特性だが、ニカドと比べて電気容量が多く使用寿命が長くつかえる。
材料に水素吸蔵合金が使用されているので充電時に水素が吸着され放電時に水素が放出される。
ニカドと比べて重金属が使用されていないので環境にも比較的やさしい。ただアルカリ性なので溶液が
が漏れたときは火傷するので注意。
鉛畜電池
自動車のバッテリーに使用される蓄電池
リチウムイオン電池
この電池は、正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素系の黒鉛、カーボンなどを採用した電池で、その特徴は電圧が高くかつ軽量なことである。また、ニカド電池やニッケル水素電池にみられる浅い放電状態で充放電を繰り返すと容量が低下するメモリー効果がない点も特徴である。ニッケル水素電池と比較して使い勝手も良く、携帯型パソコン等における次世代の電源として最も期待されている。まだ高いのが.....
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