藤之丞爺さんのとんち話

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藤之丞爺さんのとんち話

宮之城特産竹のしゃもじ

川内川中流宮之城の町から車で数分薩摩町方面に車を走らせると宮之城町時吉というところがある。今日はここで取材した話なのら。ここに藤之丞爺さんという爺さんがいたそうです。（日当山の侏儒どんらしい？？）この爺さんはとんち者で数々の話があるそうでその中からひとつ。

藤之丞爺さんは酒が大好き。
ある日のことうっかた（奥さん）に「酒が無かが？酒を買って来んか？。」奥さんは「そげん、金はなかよ」
藤之丞爺さん「こないだん金はどげんした？」
奥さん「子がずんべおっで、ふとか鍋を買いもした。」
藤之丞爺さん「ふとか鍋を買ったんか？しょて（所帯）にあった鍋を買わんといかんど」
奥さん「大は小を兼ねるて言いもんでな。ふとかた　小も使えっで....」
藤之丞爺さん「わや、馬鹿なこっを言うな！！しょもじで耳ん巣をくじっがでくっか？やってみれ！」
奥さん「........」

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