三助どんの屁（へ）くらべ

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三助どんの屁（へ）くらべ

昔あるところに三助どんというニセがいました。ある日友人たち３人で道場に向かっていました。一緒にいた藤太（つうた）どんという仲間が言い出しました。「だいの屁がいっばんくさかか、にぎりっぺの競争をすっが？」「よか。よかすっが！」「おいがかっにきまっとが．．．．」藤太は前の晩から腹の具合がわるく臭い屁がでていたので勝てると思っていました。三人はそれぞれこぶしの中にへをひっていれました。順番に屁を嗅ぐと「ほれかずんでみれ！」三助どんのものを嗅ぐと２人は「参った。まいった。わいの勝ちじゃ」と降参しました。３人はしばらく歩いていくと橋の上にさしかかりました。「ぽちゃん♪」三助が何かを投げました。「わや、ないをなげたんか？」藤太はききました。「う？屁（へ）の実じゃっど」「屁の実？？？」二人は顔を見合わせました。そうです！実は三助どんは糞ををにぎっていたようでした。ぎゃははは．．．．おしまい

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