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第6回権太郎石 |
◆権太郎石の話 鶴田ダムを過ぎて、5分くらい上流へ車を走らせると、権太郎石が左手に見えてきます。 この石は昔天保13年といいますから1842年のことです、当時薩摩の米所、大口・菱刈の年貢米を 川内川を使って収めていました。 当時この石のあった場所は交通の難所で、たびたび年貢米を乗せた船も被害にあつていたそうです。 3000両もの大金を使いこの場所の川をさらい流れをよくする工事をはじめました。 そのかいあつて宮之城まで川内川を使って年貢が無事運べるようになったとのことです。 この石はその記念に川底から引き上げた石で、碑に権太郎の署名があることからいつのまにか 権太郎石と呼ばれるようになりました。 昭和47年に鶴田町の町指定の史跡に選定されました。 昔は川内川の行き来を物語るお話ですね。 |
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