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第17回川内川と東郷人形 |
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◆川内川と東郷人形 ごろにゃ〜ん。遊働館HPナビゲーターののらちゃんです。 今日は川内川中流東郷町の郷土玩具東郷人形の話です。 今回東郷人形の取材のため薩摩川内市歴史資料館と東郷町公民館・黎明館、そして鹿児島市仙巌園に取材に行ってきました。 東郷人形は写真を見てもおわかりのように素朴な土人形です。 鹿児島には、姶良町帖佐(ちょうさ)、加治木町日木山、霧島市国分向花(むけ)、垂水市(たるみず)、そして東郷町と宮之城(みやのじょう)〔現さつま長〕町 に、郷土玩具の土人形があります。 一番古いとされる帖佐人形は 秀吉の文禄慶長の朝鮮出兵の際、島津義弘が連れ帰った朝鮮の陶工「金海」が土偶を製作したのが土人形の起こりだといわれています。 途中途絶えた時期もありますが、400年以上の歴史があるそうです。 さて、東郷人形ですが、帖佐人形と同様の流れをくんでいるようですが、その歴史は不明です。明治から大正初期にかけて一番栄えたそうで 2月に行われた市は人形市とも言われ遠方から市を楽しみに多くの人が集まったとか.... 人形店も数件あつたそうですが昭和4年に最後の人形師が亡くなってから途絶えたそうです。 しかしながら、昭和50年に町の有志によって復活されたそうで、今でも夏休みなどにこども人形教室などが行われています。 その作品は公民館正面に飾ってあります。 粘土練りから始まり、型入れ、乾燥、窒焼きのいくつかの行程へて素朴な風合いの人形が出来上がるのだそうで、 のらちゃんも是非挑戦してみたいなあと思いました。 |
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