出水の鶴
遊働館2000年最初の特集は出水の鶴です
出水市荒崎のたんぼの一帯には毎年10月上旬からシベリアより
1万羽あまりのナベツル、マナヅル、クロツルなどが冬を越しにやってきます
珍しいところではソデクロツルやカナダツルもたまにやってきます
餌場のある鶴展望所ではそれらの鶴を近くでみることができます
今年のらちゃんも数回見に行きましたが、何度行っても感動します
是非近くにおよりのさいは見にいってみましょう。
出水の鶴の歴史
出水に鶴がいつから来るようになつたかは正確なところはわからないのですが
島津藩による最初の干拓ができて数十年を経た元禄7年(1695年)のころといわれています。
羽数も今のように多くではなく数十羽だったそうです。
大正10年3月3日天然記念物保存法により,天然記念物及び禁猟区の指定を受け,
更に昭和27年3月29日に「特別天然記念物鹿児島県のツルおよびその渡来地」として指定を受けています
それ以来毎年羽数も増え1万羽もの鶴がやってくるようになりました
鶴の羽数調査
出水の鶴の羽数調査は毎年近くの荘中学校・高尾野中学校の生徒さんたちによって
行われています。のらちゃんも1度彼らの活躍を見に行ったことがありますが
夜明け前より寒い中の調査は大変だと思いますががんばっている姿は感動するにゃん
以下は1999年の羽数調査の結果ですが、1万羽越しました今年はどれくらいくるかな?
調 査 日 |
ナベヅル |
マナヅル |
クロヅル |
ソデクロヅル |
カナダヅル |
アネハヅル |
ナベクロ |
合 計 |
12月12日 |
7,556 |
2,130 |
1 |
1 |
1 |
1 |
7 |
9,697 |
12月19日 |
7,654 |
2,356 |
1 |
1 |
1 |
1 |
7 |
10,021 |
12月25日 |
8,389 |
2,597 |
1 |
1 |
1 |
1 |
7 |
10,997 |
(鹿児島県ツル保護会発表より抜粋1999年データ)
観察
出水の鶴を観察したいなら出水市ツル観察センターを利用するのがいいと
思います。また、長期にわたって観察されたい方は近くに民宿もありますので
利用されるといいでしょう
出水市ツル観察センター
【場所】 鹿児島県出水市荘2478−4
【交通】
JR出水駅よりタクシーにて約20分 料金約2,500円
九州自動車道八代ICより40分
【駐車場】200台
つる関連リンク集
出水市のHP http://www.city.izumi.kagoshima.jp/index.htm
ふるさと出水 http://www2a.biglobe.ne.jp/~uchi_a/index.html#turunews
クレパーク出水 http://www.city.izumi.kagoshima.jp/izumi5/index.htm
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