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稚児ケ淵(ちごがぶち)の話 |
現在の稚児ケ淵 |
川内市街地から車を北に走らせ京セラ川内工場前を通り、しばらくいくと高城川という川が見える
橋を渡り右手に光明坊というお寺さんがある。その奥の高城川が今日のお話の舞台稚児ケ淵である。 昔この地に渋谷高城というお殿様がいた。その子がおともと一緒に学問の帰りこの淵付近をとおりかかった 。淵に赤い綺麗な朱塗りの盃が浮いていた、おともの者に盃をとってくるように命令したが、 誰も怖がってとってこようとしない。 「わいたちゃ、ひっけじろやね」 「おいが、とってくっでみとっきゃんせ」 馬に乗ったまま、淵へ盃をとりにいった。 すると人馬ともども淵にひきずられるように沈んでいった。 これは河童の仕業にちがいない。そう思った父親は祭壇をつくり祈った。すると河童が表れ、ごめんなさい。今後一切この地域の 子供に危害を加えたりしません。約束します。と言って岩にそう書いた。 それいらいこの淵を稚児ケ淵(ちごがぶち)というそうだ。 おしまい。 |
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