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「今月(こんつき)は人を噛む」の話 |
川内川河口近くに小高い丘がある。そこはこの地区の墓地が集まった場所で夜になると明かりひとつない 暗い場所である。ある夏のこと、この丘で夏になると不思議な声が聞こえ、その声を聞いたものは、ひと月以内に亡くなるというので そんなことはあるか?嘘に違いないということでこの地区の青年が肝試しを行うこととなりました。 血気盛んなにせどん(青年)数人が真夜中この丘に集まりました。しばらく丘を登って行くと不思議な音が聞こえます。 「ほ〜ほ....」鳥か?「ちょっと違うんじゃなかか?」声はだんだん大きくなります。 「おいはひっけじろでよか?」一人が逃げ出しました。「ほ〜ほ.....」また一人また一人逃げ出します。 「わいたちゃ。なよ怖がっとか?おいがこん声んやちょ、捕まえてくっで」 勇敢な一人のにせどんが声のするほうへどんどん近づいていきます。声ははっきり聞こえます。 「ほ〜ほ〜今月(こんつき)は人を噛む」「ほ〜ほ〜今月(こんつき)は人を噛む」 でた〜〜〜〜〜〜にせは腰を抜かし慌てて帰りました。 それから数日後そのにせは、ぽっくり亡くなってしまった。 不思議なことがあるものよ。おしまい。 |
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