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3人娘の話 |
今日は、甑島の友人から教えてもらった話です。 先日甑島に行ったのですが、人情のあつい島ならではの話と兄弟のおられる方には ちょっぴり考えさせられる話かもしれません。 昔3人の娘さんがいるお百姓さんがいました。 男の子がいませんでしたので少ない畑を娘たちに分け与えることにしました。 一番上の子は「こいからもおとうちゃんがよろこばるっごとがんばります。なんも心配せんでいつでもきゃんせ」 「さすが一番上の娘じゃ一番肥沃な畑をわけてやろう」といって一番いい畑を与えました 2番目の娘もいいました。 「こまんかときのこっば忘れたとな、あたいが一番肩やら腰やらもんであげたがな..こいからもいつでも もんであげもんでな」 「こや悪かった、おまえには一番広い畑をわけてあげな」 といい畑を分け与えました。 末娘はこまってしまいました。 「姉さんたちみたいに、よかこっは言えん。 おとうちゃんによかこっをしてあげらごとなか、おとうちゃんすいもはん」 「こんこは...」 一番小さくて粗末な畑をあげました。 「あいがとな、おとうちゃん」末娘はそれでも感謝しました。 それから何年かたちお百姓さんは娘のところにでかけました 一番上の娘のところに行くと 「とうちゃんきたとな、姉妹はおいばっかいじゃなかどが ....あんまいゴロゴロしゃんななあ」 あまりにも冷たいので、2番目の娘のところに行きました。 はじめのうちはやさしくしていましたが、しばらくすると口もきいてくれなくなり いたたまれなくなり末娘のところいきました。 「おとうちゃん ようきたな。おいげえはよかもんも食わせるこんもよかもんも着せるこんもでけん。 贅沢はでけんけど、そいでよかったらいつまでもおってきやんせ」 といいました それから、いつまでも親子仲良くくらしたとさ。 おしまい |
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