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瀬戸の仙太どんのお話
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川内の川内川添いに中村町瀬戸という地名がある。
となりは樋脇町で静かな田園地帯である。
ここに江戸時代仙太という男がいました。
身長は4m?足は16文力持ちの男です。
地元でも今は知ってる人がすくなくなりましたがのちに関取になり 強すぎてだれも相手しないほどの活躍したそうです。
この仙太の逸話が昔話としてのこっていますので今日は紹介してみたいと思います。
仙太は下男として隣りむらではたらいていました。
ある雨の続く日、旦那さんが仙太にいいました。
「こら!仙太。ごろごろしとかんで、わらでも編んでぞい(草履)でもつくって売りにいかんか?」
いやいやでしたが、わらで草履をつくりはじめました。
やがて、20足ほどできたので、旦那さんのところに見せにいきました。
「おおお..できたか?どれ、見してみれ。」
「うな!ないか?そげん太かぞいは?だいが履っとか?」
よくみると仙太が作った草履は16文もある草履です。
だれもこれは履けません...
これいらい旦那はけっして仙太に草履作りをたのみませんでした。
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仙太が奉公したのはこんなとこだったのかな? 昔の面影を残す樋脇町の武家屋敷群
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仙多も多分行ったことがあるだろうお寺跡(玉渕寺)
寛文3年(1663年)嶺室和尚が開山し、島津氏代々の菩薩寺として栄えた寺である。
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