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塩大黒さんの話 |
現在の泰平寺 |
のらちゃんのお店遊働館から車で3分のところに泰平寺というお寺がある。 和銅元年(708)というから今から1300年あまり前からある由緒あるお寺さんである。 このお寺さんは秀吉の九州平定の際秀吉と島津義久が和睦した場所としても有名なところで 境内には和睦石もある。 今日はこのお寺に伝わる大黒様のお話です。 むかしこの地域に塩がとれずに困っていたことがありました。 お寺の小僧さんがお寺にあった大黒様の前で 「大黒さんはいいなあ。こんなに塩がなくて困っているときにも ただ笑っていらっしゃるだけで」 「塩ぐらいその袋にいっぱいいれてきてもらいたいものですね」 とぼやいた。 何日かして、突然大黒様がいなくなりました。 みんなで探したのですが、見つかりません。 それから数日後、川内の西に浮かぶ甑島の漁師がたくさんの塩を寺に運んできました。 「船頭さん、こん塩はどげんしたとですか?」 船頭さんは答えました。 「甑島にここの坊主といわれるかたがこられて、寺では塩がなくて困っているので 塩を届けてほしいとお願いされたのです」 「え?どの坊主ですか?」寺のものが尋ねると 「ほれ、今本堂に入られた坊様ですよ」と言うので 寺のものは急いで本堂に行きました。 一同あたりを見渡しましたが誰もいません。 入り口から足跡があり不思議なことに、無くなった大黒様があるではないですか? 「おおおお...これは大黒様が塩を運んでこられたのっだ!」 「ありがたや、ありがたや」 みんなで手をあわせて拝みました。 それいらいこの大黒様を塩大黒と呼ぶようになったとさ おしまい |
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