川内川と大友旅人

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第１１回川内川と大友旅人

◆川内川と大友旅人
川内から車で20分くらいはしらせると薩摩川内市に着く。樋脇は温泉やホッケーで有名な町？であるが、この薩摩川内市に倉野のいう地区がある。
静かなこの地に歴史の一歩が記してあつたので今回紹介してみたいと思います。養老４年（７２０年）２月に大隅国国主陽候史麻呂（やこのふみまろ）が隼人によって殺害された。
時の朝廷は大伴旅人を征隼人持節大将軍として隼人征伐に向かわせた。
そして九州太宰府を出発し、川内川をさかのぼり、この地倉野の渡し場から上陸されと伝えられているそうで鎮静はここから始まったといえる場所なんですね
[世の中は空しきものと知る時し　いよよますます悲しかりけり]
万葉の詩人大友旅人の歌である。いつのころの歌であるかはわからないですが、たぶん鎮静を読んだのかな？秀吉時代も川内川を使った上陸作戦は行われましたが、大友旅人が最初だったんですね。

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