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登山用雨具選びのPOINT
1、どんな形のレインウエアにする?
レインウエアは大きく分けて、ポンチョタイプ、コートタイプ、セパレートタイプがありますが登山で購入されるのでしたら
迷わずセパレートタイプです。ポンチョタイプは、一見ザックまでカバーでき便利なように見えますが、山での雨は上からだけでは
時には下からも降ってきます。風や雨にあおられると足元が見にくく、雨も下から吹き込んできます。
2、透湿性防水素材を選ぶ
透湿性防水素材とは雨などの水は防ぐけれど、皮膚から蒸発する素材は放出するという素材です。
レンウエアの素材にはビニールやゴム引きなど色々あるのですが、それらの素材は防水性は高いのですが、
通気性はなく長時間着ていると中が蒸れてくるのでしまいには体がびしょびしょになってきます。
その点透湿性防水素材は蒸れにくいといえます。
透湿性防水素材といいましても各メーカーから色々なものがでています。ここを参照
大きく分けてラミネート系素材とコーティング系なのですが、ラミネート系素材の代表がゴアテックスです。
現在一番信頼素材ではないかと思います。
コーティング素材は普通は裏地がついていませんので、軽量でコンパクトになりますが、
透湿性が落ちます。透湿性防水素材でも価格・性能も違いますので予算によって選択してくださいね
3、構造や縫製もしっかり見る
登山のレインウエアではどうしても素材面ばかりが強調されていますが、
メーカーによって快適さのための工夫がいろいろされています。
透湿性防水素材だからといって完璧かというとそうではありません。いろいろな工夫でより使いやすいようにされています
例えば、袖口などメーカーによって、雨露が逆流しないように工夫されていたり、
パンツの裾部分がファスナーになって登山靴をはいたままでも着れたり、背中や脇部分から空気が循環できるように
されていたり、メーカーによって色々なものがでています。自分の目的にあったものを購入されるのがいいですね。
急な雨の時など靴を履いたまま着ることができる裾にファスナーのある商品などは便利です
4、雨傘も活用...
ここまでレインウエアについて書いてきましたが、登山でも折りたたみの傘は重宝するのでもっておきたい
アイテムのひとつです。山の稜線上や風が強い場所ではつかえませんが、家から登山口までや平坦なコース
など風の強くない時はやくだちます。荷物にならないようにコンパクトに畳めるものも各社から色々出ています
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