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出水川の石灯篭 |
鶴の飛来地の北に米ノ津という地域がある。JR米ノ津駅から東に7-8分歩くと神社が見えてくる。 神社は加紫久利神社。境内に入ると灯篭がならんでいます。今日はこの灯篭にまつわる話です。 灯篭には安永3年と書いてありますから、1774年今から230年あまりまえのの灯篭です。 灯篭を寄進した人出水川定右衛門。この出水川は江戸で活躍した関取で関脇までなった方です。 ある年出水川は絶好調で優勝を争う場所が続いていたのですが、突然彼の前に優勝を阻む力士が現れました。 身長が2m体重150kg超「伊達ケ関」というおすもうさんです。 どういどんでも伊達ケ関にはかないません。 出水川は考えました。「こうなったら神様でも頼むしかないなあ。子供のころからよく遊んだ あの神社の神様に頼んでみよう。きっと願いはかなえてくださるだろう」と 出水川はわざわざ郷里の米ノ津にもどり神社に参りました。 「神様、おいどんを強くしてくいやんせ。「伊達ケ関」よりつよか力をくいやんせ」 出水川は一生懸命21日間飲まず食わずでお祈りしました。 21日目、出水川はうつらうつらするなか、目の前に大蛇をまとった神様が表れました。 「おまんさあの願いはわかった。おまんさあは我慢強か男じゃ。今からゆうこっをちゃんときっきゃんせ」 「「伊達ケ関」はほんとは女じゃっど。じゃっでな、立ち会いの時、前みつをといやんせ。びっくいして腰がひっから そんとき技をかけやんせ。わかったか」 目をあけるともうそこにはだれもいませんせした。 出水川は神様がきっと自分の願いを聞きいれてくだったに違いないと思い、 再び江戸に戻りました。 そしていよいよ、「伊達ケ関」との勝負が.. 出水川は神様の御告げどおりまえみつをとり、おおきな「伊達ケ関」を投げ飛ばしました。 出水川は喜び、お礼として神社にお礼として灯篭を寄進したんだって おしまい |
加紫久利神社境内 |
現在新しい石碑ものが設置されてある |
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