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| 高江三千石（たかえさんぜんごく） |
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JR川内駅をおりて車で１５分くらい走らせたところに、高江町という地名がある。
この場所は現在では大きな道路もはしり整備された田園が続く静かな場所である。
この高江は昔は大きな池のような場所で農民はここにたんぼを作れればと．．．．
みな思っていたのだ。しかしここは川内川の河口から４キロしかなく満潮時には
塩水もはいり誰もがこの地にたんぼは無理だなとおもっていた 延宝７年というから西暦になおすと１６７９年かな？ 薩摩藩の殿様の命を受けた、小野仙右衛門という侍がこの工事を引き受けることとなった。 何百人という人を使い数ヶ月に渡って工事をやるが、そのたびに、川内川がおお暴れして なかなか工事ははかどらなかった。 困った千右衛門死んでお詫びををしようかそれとも、神に人柱をささげようかと毎日悩む 日が続いた。ある日のこと、仙右衛門のひとり娘がいなくなった。いくら探しても見つからない 高江のその場所に衣服だけのこして．．．．．．それ以来川内川は静まり８年のち無事堤防が 完成。今でも高江に行くとこの時の堤防がある。千右衛門と娘の話はいまでも語り継がれています。 おしまい |
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