【ガス】
霧のこと。
【カラビナ】
金属の輪。ハーケンなどにザイル(ロープ)をかける仲介をしたり、他いろんな用途に使うことができる。
【肩】山頂より一段低い場所の平坦部
【カール】
氷河の侵食で円形に窪んだ谷。
【カットステップ】
氷や雪の斜面にピッケルなどで足場を刻むこと。
【カム】
のこぎりの歯のような山頂や尾根
【カラビナ】
岩のぼりなどに使う登山用品のひとつ。アルミ製が主流。基本的には3つの形があり(D型、ナス型、D型)ロープなどを繋ぐ役割をする
登山用のカラビナの強度は、主にカラビナ本体に刻印されている。単位は静荷重を想定したkN(キロニュートン)
で表示される。強度表示のないものはアクセサリーカラビナといわれる
【カラ身】
ザックなどの荷物を持たないこと
【ガリー】
もろい岩の狭い谷。
【ガレ場】
斜面に岩や石が露出していて歩きにくい場所。落石注意。
【滑落】
ガレ場や稜線、斜面などを歩行中に、足を踏み外したりバランスを崩して、滑り落ちること。
【キジウチ】
山の中で用を足すこと。その格好がキジを撃つスタイルに似ていることが語源の俗語。女性の場合は「お花摘み」。
【キスリング】
帆布でできた大型のザック。数十年前までの主流ザック。今はあまりつかわれない
【キックステップ】
雪の斜面などに靴のつま先やかかとを蹴り込んで滑らないように歩く方法。
【キレット】 】
尾根がV字に切れて落ち込んでいるところ。
【急登】きゅうとう
急な登り坂のこと。
【キンク】
ロープが捩(よじ)れること。
【草付き】
丈の短い植物に覆われた急斜面。
【鎖場】
岩場や急な斜面をの登り降りするために鎖やロープが固定してあるところ。
【クラック】
割れ目。身体の入らない狭い岩の裂けめのこと。
【クラスト】
雪の表面が固く凍っている状態。
【クリップ】
クライミングで、ロープをカラビナに通すこと
【グリセード】
雪渓を靴とピッケルを上手に使って滑り降りる高度な技術。
または氷河を滑り降りるのに使う技術のこと。
【クレバス】
氷河にできた割れ目のこと。
【クーロアール】
急峻な岩の溝のこと。
【ケルン】
ピラミッド型に石を積み重ねた目印のこと。
【獣道】
動物の通り道。
【懸垂下降】
固定したザイル(ロープ)を使って、垂壁など急な岩場を降りること。
【高山病】
酸素が薄い高山で、頭痛や吐き気、めまいなどが起きる病気。
【行動食】
山歩きの途中で調理せずに簡単に食べられる食料。
【〜合目】
山を登山口から山頂までを10区分にしたもの。
【コッヘル】
アルミやステンレス製の食器。調理鍋としても使える。携帯用の炊事用ナベセット。
【コル】
山頂と山頂を結ぶ稜線上で最も標高が低くなっている場所。鞍部ともいう。
【コースタイム】
ある地点からある地点までにかかる時間のこと。登山ガイドブックなどにどれくらいかかるか記載されている。
【コール】
掛け声。声を掛けること。
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